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25日は、九州ネットの発足集会で開幕し、全国ネットの吉岡幹事長の基調報告、 九州における欠陥住宅被害事例の報告、北欧住宅事情調査団報告等の他、今大会のメ イン企画であるパネルディスカッション「裁判所における欠陥住宅鑑定のあり方」が 行われた。京都ネットの木内弁護士の司会のもと、まず東京の伊藤建築士からの「裁 判所における鑑定人選任の実情」の報告、福岡の山上弁護士から「問題のある鑑定 例」の紹介、簑原建築士による「裁判鑑定の問題点」の指摘、大阪の重村弁護士から の「全国での鑑定人協議会での議論の状況」の報告がなされ、その後、各パネラーに よる討論となった。会場からも、頻繁に意見が出され、各建築士の専門分野を考慮し た上での選任、担当事件の割り振りが不可欠であることが指摘された。また、裁判所 鑑定への不信感から、私的鑑定の応酬のなかで、裁判官の心証が形成されれば足りる とする意見も出された。 26日は京都ネットの山本建築士の講演「勝つための鑑定書づくり」で始まり、山 本氏が過去の私的鑑定・裁判所鑑定において、どのような点に着眼・工夫したかを紹 介された。私的鑑定においては、具体的設問を設定しそれに対し簡潔な回答を示すと いうQ&A方式を採用すること、予想される相手方の反論を意識して鑑定書のポイン トを定めること、相手方からの反対意見書に対しては徹底的に反論すること、裁判官 にわかりやすく比喩を用いることなど山本氏ならではの鑑定書作成ノウハウが紹介さ れた。また、「裁判官対策10箇条」なるものも紹介され、裁判官を説得するために は、建築士と弁護士の共同作業が不可欠であることも指摘された。 |