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2001年度第2回定例研究会報告 折田泰宏弁護士を講師にお招きして、「マンションの諸問題」というテーマでご講演を いただきました。 区分所有法の基礎概念(区分所有権とは、管理組合とは、等)についてのご説明の後、 共用部分と専有部分との区別について、図解による平易な解説をいただきました。また、 マンションについてよくあるトラブルとして、駐車場問題・ペット問題といった居住者間のマ ナー問題に次いで、雨漏り・水漏れといった建物の不具合すなわち欠陥問題があげられ るというお話がありました。最後に、マンション問題について法的手続をとる場合に常に 問題となる、請求の権利主体についてのお話がありました。瑕疵修補であれば、専有部 分・共用部分の如何を問わず、区分所有者が単独で請求可能であるが、損害賠償にな ると区分所有者は自己の持分に関する部分のみしか請求できず、また、金銭債権として 可分となるため、管理組合に当事者適格が認められないとのことでした。しかしそれでは、 回収可能額の点で極めて不十分であり、管理組合が全区分所有者を代表して請求でき るという法制度の導入の必要性があるとのまとめをいただきました。 |