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耐震精密診断は有効か? 12月6日、下京区の学芸出版社ホールで、6時半から12月例会を開催しました。 杉山潔志弁護士が北区の欠陥住宅訴訟判決の報告をおこない、松村和夫建築士が、木 造建物の耐震実験をしたビデオを使って構造を説明しました。参加者は18名でした。 事例報告は2階建ての新築住宅で、構造及び施工に欠陥がありました。揺れや建具 の歪み以外に、各所に不具合が出ていたようです。大工と左官を相手取り提訴。主な 争点は構造上の欠陥の有無です。相手方は耐震精密診断の結果、倒壊の危険なしとの 証拠を提出しましたが、計算方法が誤っていたことが明らかになり、正しい計算の結 果、逆に欠陥が明らかになったというような事例です。耐震精密診断を証拠方法とし て用いることの是非、効果等が主な論点になりました。 ビデオは、大がかりな耐震実験(地震を再現するテーブルの上に、実物大の2階住 宅を建てて実験。部屋割をかえたり、壁を減らしたり、ホールダウン金物をゆるめた りして、どのような影響が出るか)をしており、その影響を見て、筋交いの果たす役 割や、強度を保つために必要なものなどを検討するというもの。激しく揺れる様や部 材がばきばきと割れる様子をみると、地震のおそろしさを再認識。また、松村先生に 家がどうやって揺れに耐えるのかというメカニズムを解説してもらい、構造欠陥の住 宅がいかに危険か再認識しました。 |