|
質問/2年前に木造住宅を新築したのですが、寝室の納戸の隅にシミができています。カビのようなのですが、結露が原因ではないかと思います。去年の冬も結露がきつく、窓のカーテンがぬれて困りました。結露を防ぐ良い方法はありませんか?(I 36歳 主婦) |
|
回答/空気には水分が含まれています。空気は、温度が高いほど多くの水分を含むことができるのですが、気温より表面温度が低い物体があると、それに接した空気中の水分は冷やされて水に戻ってしまいます。これが結露の原理です。 住宅では、冬場など室内外の温度差が大きいほど、また、室内の湿度が高いほど起こりやすくなります。ですから、結露すべてが瑕疵や施工不良だとはいえません。 最近の住宅は気密性が高く、暖房器具をよく使うので、冬になると結露が起こりやすくなっています。納戸などで結露が起こると、カビが発生したり収納物をぬらしてしまいます。 対策としては〜 1.窓などを二重ガラスにしたり、断熟化工事をして、室内側の壁や窓などの表面温度が下がらないようにする。木材など熱を通しにくい内装材で改装してもよい。 2.室内での水蒸気の発生を少なくしたり、除湿する。水蒸気の発生しやすいガスや石油系の暖房器貝をやめて床暖房に替えるとか、土壁や木材などの水分を吸収したり排出したりする内装材で改装するのもよい。 3.空気がよどまないように換気を。換気をよくすると、部屋の隅やたんすの後ろなどの低温化を防ぎ、湿度を下げる効果がある。換気口が付いたドアなどに替えてもよい。 また、最近は表面的な結露より、壁や天井の中の内部結露が専門家の間で問題になっています。防湿フィルムを断熟材の屋外側に張ると、内側の水分が断熟材を透過して、断熱材の表面で結露します。結露した水は逃げ場がなく、木材を腐らせたりします。高気密・高断熟の住宅を建てる場合は、専門家と相談して結露対策をしっかりしておいてください。 |