《 基礎のひび割れは大丈夫? 

質問/3年前に建売住宅を購入しました。最近、北側の基礎の換気口の周りなど、数ヶ所にひびが入っているのに気づきました。入居のときには気づかなかったのですが、問題はないでしようか。(53歳 主婦)

回答/地震などを除いて、基礎にひびが入る原因としては次のようなことが考えられます。

1.弱い地盤の上に建つ家は、均等に沈下が起こらない場合、基礎が弱いと割れることがあります。このようなときは、基礎や地盤の傾きを調べたり、基礎の裏側までひびが入っていないか確かめます。特に鉄筋が入っていないと起こりやすく、基礎の補強や地盤改良、ときには建て直しが必要になることもあります。

2.基礎の立ち上がりの表面を、モルタルを薄く塗って仕上げる場合があります。この部分が乾燥によって縮まり、細いひびが入ることがあります。構造には影響がないので、それほど気にする必要はないでしよう。

3.換気口など開口部は力が集中しやすく、普通補強筋を入れますが、入っていないとひび割れがおこります。これは後からでも補強でさます。

4.鉄筋の配置が片寄っていてコンクリートの厚さが足りなかったり、型枠を早く外した場合にひびが入ります。

5.工事中、コンクリートか足らなくて後から継ぎ足した場合など、コンクリートの乾燥程度が違うため、ひびが入ることがあります。

6.アンカーボルトや配管の筒を埋め忘れ、施工後に打ち込んだりした場合、基礎が破損することがあります。

4〜6はいずれも施工不良といえます。状態によっては、すき間をエポキシリ樹脂などで充てんしたり、コンクリートを増し打ちしたりの補強が必要になります。2の場合を除いて、できれば専門家に見てもらうことがのぞましいでしょう。一般的にひびの幅が0.3ミリを超えると注意が必要とされます。

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